Group Access Pro と Corega BAR-EX (1)

4/24/2009
(注) この記事は2005年10月8日の記事の再録です。

先日光を入れた、というお話はしたかと思うのですが、
この導入のもうひとつの理由というのが、現在の勤務先と
自宅とを Group Access Pro で結んで、自宅で仕事が
出来るようにしよう、という、

引きこもり計画

があったからなのです。
実際に、私の上司も自宅と会社をそれでつないでいるので
会社に出社するのはたいてい

夕方

なのですが、姿は見えどもメールは大量に飛んであたかも
オフィスにいるのでは?と外部の人に思わせて、オフィスの
私はその電話の対応に追われる(笑)という芸当が出来るのです。

で、それを実現させるための苦悩の記録を、上司からの
許可も取ったことですので(笑)ちょっとご紹介しましょう。

ちなみに、このネタ、上司様の話によればある意味裏技のような
ところもあって、ネット上でもこんな質問と回答くらいしかないので、実は必見です。

さて、マルチセッション PPPoE の出来るルーターは世の中
いろいろあるかと思いますが、今回使ったのは、上司様宅でも実際に稼動している
Corega BAR EXという、現在は在庫限定になったルーター。
上司様から頂戴したということと、稼動実績があること、そして、枯れているほうが
安定しているのでいい、というところですね。

これに、http 経由での設定が可能なのでOSを選ばないというところで、
我が家のように今では MacOS しか動いていない環境でも大丈夫なのです。
# 気づいたら FreeBSD すら動いていない。。。
## いや、MacOS X 自体が FreeBSD みたいなものか(笑)

9月の終わりに B-flets の開通と、新しいプロバイダーさんとの契約に基づいて
まず、セッションひとつでの接続ですから、普通に「PPPoE/Unnumbered IP」で
接続して、家の中もプライベートアドレスでネットワークを構成します。

まぁ、通常と違うのは、DNS/Web/SMTP を公開している都合上、
それらのポートに対するリクエストをポートフォワーディングでLANにおいている
サーバーに転送する、という設定をする必要があるのですが、
これは、過日の記事の通りDNS の上流の書き換えの問題があったものの、
現在ではセカンダリーへのゾーン転送でトラぶっている以外は安定状態。
# だから、このサーバーも自宅に戻しちゃうおうかなぁ(笑)

で、この時点で既に Group Access につなぐことを意識したプライベートアドレス
の使い方をしていたつもりだったのですが、Corega BAR-EX の癖をすっかり忘れていたのです。。。

ところで、Group Access ってなに?という話があるかとおもうのですが、
詳細はリンク先にお願いするとして、端的に言えば、自宅とオフィスといった物理的かつ
論理的に離れたネットワークをあたかも直接繋がっているようにする VPN(Virtual Private Network)
のようなもの、なのですが、普通に売っているものと違うのが、NTT東日本/西日本の
ネットワークを使って行うため、そのほかの公衆回線にデータが流れず、セキュリティも安全、
その結果、かなり早い速度での接続も期待できる、というものなのです。
まぁ、そのおかげで手間もいろいろあるのですが。。。

ということで、本格的な作業については次に続きます。。。

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