CloudMagic が使いやすい、と書こうと思ったら Newton Mail になっていろいろ面倒なことに
とあるブログで、SIM2枚挿しが出来るMoto g4 plus という仕事とプライベートを両方共やっと3G/4G回線でも電話がスタンバイ出来るスマホが出てきたので使ってみた、というネタを書かせていただいていますが、実際に仕事でこれを使おうと思ったら、仕事環境が事もあろうに(笑)Microsoft Exchange で動いているので、Google 的な環境と共存できるようにする必要が出てきました。
これの対応としては、単純に言えばGmail に Exchange サービスというものを上乗せすれば対応可能、とされてはいるのですが、実際に g4 plus 上で動かすと、待ち受け画面で出てくる Notification 上の表示に本来出るべき先方からのメールではなく、その前の自分の返答が上がっている、という不思議な状態が起こっていたので、どうしたもんじゃろうなぁ、と思って、遠い昔に別のスマホに入れて放置していた、当時の CloudMagic が確か Exchangeも対応だったはず、と思い出して入れて使ってみたら殊の外、使い勝手が良かったのです。
なんて書こうと思っていたんですよ。ところがとある朝、CouldMagic が Newton に名称変更して、いろいろと面倒なことになったように見えたので、その辺をまとめつつ、Google エコシステム上で Microsoft Exchange 環境との共存をどう扱ったらいいか、少し検討してみようかと思います。って、いつもながら枕が長いですね。ゴメンなさい(笑)
このアプリのもう一つのメリットとしては、キーになるアドレスを決めて置くことで、他のスマホや iPhone / Android 間の移動をするときでも、キーになるアドレスでアプリに入ると、それ以外にも設定したメールアドレスも自動的に設定が完了する、というものがあります。機種変更する時にはとても便利ですよね、その意味では。技術的には、クラウドにメールアドレスとその送受信の設定を一括管理し、そこを経由してメールを取得し、また送信していることになるので、その副作用として、Gmail + Exchange サービスで Exchange サーバーもしくは Office 365 に接続すると、Exchange サーバー側で設定された各端末への機能の制限が直接やりとりしないことで掛からない、ということが起こります。
BYOD (Bring Your Own Devices - 自分の私用端末で仕事しちゃう)の時に、個人の立場で言えば、会社が仕掛ける端末への制限が個人の私用の端末に掛かることは望ましくない(結果、カメラが使えなくなって instagram ができなくなる!とかね)でしょうし、会社の立場からすれば、Newton Mail を使われると私用端末に最低限の制限が掛けられないので情報漏洩のリスクが高まる、という BYOD を容認できない状況が起こり得る、という諸刃の剣でもあった、のです。
ちなみに、次のセクションに移る前に先に伝えるならば、CloudMagic が Newton Mail に変わる前でも、実は有料サービスとして e-mail address からその人のfacebook や twitter、LinkedIn での情報を統合的に見せてくれる、というサービスをやっていましたが、実は discover.lyというサービスを使えば Chrome プラグインと Gmail の webmail とで同等の情報を手に入れることが可能ですので、個人的には元々有料サービスを使う気が全くもってなかった、のです。
他方で、Alto はクラウドでメールアカウント情報を管理することはしないので、直接メールサーバーとやりとりします。その意味でもGmail アプリの置き換えとして検討できるかどうか、は個人の趣味になるかもしれません。
あ、そうそう、docomo や AU のメールアカウントにAltoでもNewton Mail でも送ると文字化けが起きやすいようです。特にdocomo のアカウントをIMAPサーバー扱いしている人たちにはこの点は注意が必要かもしれませんね。
これの対応としては、単純に言えばGmail に Exchange サービスというものを上乗せすれば対応可能、とされてはいるのですが、実際に g4 plus 上で動かすと、待ち受け画面で出てくる Notification 上の表示に本来出るべき先方からのメールではなく、その前の自分の返答が上がっている、という不思議な状態が起こっていたので、どうしたもんじゃろうなぁ、と思って、遠い昔に別のスマホに入れて放置していた、当時の CloudMagic が確か Exchangeも対応だったはず、と思い出して入れて使ってみたら殊の外、使い勝手が良かったのです。
なんて書こうと思っていたんですよ。ところがとある朝、CouldMagic が Newton に名称変更して、いろいろと面倒なことになったように見えたので、その辺をまとめつつ、Google エコシステム上で Microsoft Exchange 環境との共存をどう扱ったらいいか、少し検討してみようかと思います。って、いつもながら枕が長いですね。ゴメンなさい(笑)
CloudMagic が Newton Mail になったけど、そもそもこれって何?
現 Newtown Mail / 旧 CloudMagic は、いわゆるメール/カレンダー統合アプリの一つ、なのですが、Gmail とGoogle Apps (Gmail を独自ドメインで使えるように解放されたもの)、アップルの me.com / icloud.com のアカウント、Yahoo! (米国版のみ)、Microsoft Exchange (Microsoft のメールサーバーですね。この場合は、自社やホスティングで独自にサーバーを抱える場合を意味します) / Office365 (Microsoftが提供するクラウドサービスでメールを独自ドメインでも、office365.com でもどちらでも、管理してもらう場合、ですね。)、そして、その他の一般的な IMAPサーバーとやりとりできる、という意味での柔軟性の高さと同時に、アプリ上でのメールの取り扱いが、スワイプのワンアクションで手軽に削除/アーカイブ/フォルダ移動などが出来るように設定できる、という柔軟性があって比較的高評価を受けていたメールアプリであり、またそれぞれのサービスで提供するカレンダー/スケジューラーも同時に表示/管理できる、という優れもの、でもあるのです。このアプリのもう一つのメリットとしては、キーになるアドレスを決めて置くことで、他のスマホや iPhone / Android 間の移動をするときでも、キーになるアドレスでアプリに入ると、それ以外にも設定したメールアドレスも自動的に設定が完了する、というものがあります。機種変更する時にはとても便利ですよね、その意味では。技術的には、クラウドにメールアドレスとその送受信の設定を一括管理し、そこを経由してメールを取得し、また送信していることになるので、その副作用として、Gmail + Exchange サービスで Exchange サーバーもしくは Office 365 に接続すると、Exchange サーバー側で設定された各端末への機能の制限が直接やりとりしないことで掛からない、ということが起こります。
BYOD (Bring Your Own Devices - 自分の私用端末で仕事しちゃう)の時に、個人の立場で言えば、会社が仕掛ける端末への制限が個人の私用の端末に掛かることは望ましくない(結果、カメラが使えなくなって instagram ができなくなる!とかね)でしょうし、会社の立場からすれば、Newton Mail を使われると私用端末に最低限の制限が掛けられないので情報漏洩のリスクが高まる、という BYOD を容認できない状況が起こり得る、という諸刃の剣でもあった、のです。
ちなみに、次のセクションに移る前に先に伝えるならば、CloudMagic が Newton Mail に変わる前でも、実は有料サービスとして e-mail address からその人のfacebook や twitter、LinkedIn での情報を統合的に見せてくれる、というサービスをやっていましたが、実は discover.lyというサービスを使えば Chrome プラグインと Gmail の webmail とで同等の情報を手に入れることが可能ですので、個人的には元々有料サービスを使う気が全くもってなかった、のです。
Newton Mail が不評な訳
とある朝、Cloudmagic のアップデートが完了した、という通知を開いてみたら、見慣れない微妙なデザインのアイコンに化けていた Newton Mail。いつしか USD 49.99 / year という有料サービス前提のアプリに化けていた Newton Mail。あたかも有料サービスが前提という書きっぷり。前述の通り、今までもそしてこれからも、無料配布で有料サービスを使いたい人が使えばいい、という表記にすればよかったはずの Newton Mail。無料のままだと、Newton Mail が電子メールを supercharge すると言っていると次のサービスのうちどこまで使えなくなるのかがわからない Newton Mail:- Gmail, Hotmail, Exchange, Yahoo Mail, iCloud, Google Apps, Office 365 やいかなる IMAP account と言った、すべてのタイプのメールに対しても、常時 push での通知を行います。
- カレンダーサポート: Gmail / Google Apps と Exchange (EWS) のアカウントに対して、イベントの作成/招待、次のイベントの通知、そしてメールからのイベント作成に対応します。
- 言語対応: 英語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、北京語、スペイン語、スエーデン語とウクライナ語に対応。
- Custom Folder Sync - Get notified about emails that land in your folders.
- Switch From address - Forward or reply to emails from your preferred account
- Remote Wipe your data in case you lose your device.
- Save attachments to your favorite cloud storage service like Google Drive, Box, Dropbox, OneDrive etc. with ease.
- Attach files from Google Drive, Box, Dropbox, OneDrive & more.
- Supports all versions of Exchange - ActiveSync (EAS), EWS and IMAP.
- Custom Inbox Swipes - Customizable long/short swipes for actions like Delete, Archive, Mark as Read, Mark as Spam and more.
- Undo Send - For all the times you sent ‘Retards’ instead of ‘Regards’.
- Send Later - Schedule emails to be sent at the perfect time.
- Connected Apps - Finish your workflow without leaving your email. Add important emails to your favorite productivity apps like Todoist, Evernote, OneNote, Pocket, Trello, Zendesk, Salesforce and Asana.
- Snooze - Deal with email only when you want to. Snooze email, not productivity.
- Sender Profile - Know more about the people who email you, right inside a conversation. Get job title, organization info, location, LinkedIn, Facebook, Twitter profiles and more.
- Email Tracking - WhatsApp-style Read Receipts for ALL accounts.
じゃあ、どうする?
Option 0: Gmail + Google カレンダーな純正は嫌なの?(笑)
多分純正で無料アプリで構成されているから、Exchange サービスをインストールするだけで対応できるし、実際している。問題があるとしたら、最初に書いたように、Android 上での通知の表示が気持ち悪いのと、instant push がちゃんと出来ているのかなんとなく不安。Option 1: Gmail + Any.do + Cal の使い勝手の良さ
Any.do と Cal というのはカレンダーとtodo 管理のアプリでして、Google や Exchange の情報を普通にアクセスして取り出せるので、いわば Google カレンダーの置き換えを狙ったアプリ、というべきでしょうか。実際に使い勝手はとてもいいです。Gmail / Google Apps のアカウントだけならば、webmail でのこの二つの親和性も極めて高いので個人的にはオススメです。(というか、Google カレンダーの todo が使いづらいんですよね。。。)Option 2: Gmail は Alto by AOL で置き換えられる?
AOL が作ったAlto もメールアプリとしては CloudMagic / Newton Mail に操作性は似ているので代案としては使えるかもしれません。とは言え、削除/アーカイブはスワイプしてタッチ、という2アクションが必要なので、悔しいかな、Newton Mail の方が操作性は楽です。他方で、Alto はクラウドでメールアカウント情報を管理することはしないので、直接メールサーバーとやりとりします。その意味でもGmail アプリの置き換えとして検討できるかどうか、は個人の趣味になるかもしれません。
Option 3: それでも Newton Mail を使い続ける?
メリットが大きいんですよね。Evernote や Todoist との連動とか、案外使い勝手が良かったりするんです。Alto との比較でも書いたように、1アクションで削除とかできちゃうのも楽なんです。それだけに、無料期間が終了した後で supercharge のどこが使えなくなるのか、見届けたい、というのが実感ですね。Sender Information なんていらないですし、まさか英語版だけになる?ありえねー(笑)あ、そうそう、docomo や AU のメールアカウントにAltoでもNewton Mail でも送ると文字化けが起きやすいようです。特にdocomo のアカウントをIMAPサーバー扱いしている人たちにはこの点は注意が必要かもしれませんね。
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