いまさらながら、IFTTT なんて語ってみる?

携帯ネタを別サイトに振ってしまいましたので、たまには気に入っているウェブサービスなんて語ってみましょうか。

IFTTT ってご存知ですか?って、ググってきた人なら、まぁご存じだと思います。

If this, then that

の太文字をまとめたのが名前となっているこのサービスは、あちこちに散らばっているウェブサービスを連動させるサービス、なんです。イメージつかないですか?

たとえば、こんな感じです。

もし、日本語版 Gizmodo の新しい記事が投稿された」ら、「その記事を Pocket に取り込む」

そうすると、いちいちウェブでアクセスしなくとも、スマホとかタブレットにインストールしている Pocket でオフラインで読めるようになる、というものです。なんか、よさそうな気になってきません?なってないか(笑)

でも、これってどうやるんでしょう。





端的にいれば、IFTTT は Pocket や Gmail などのメジャーなサービスを裏側から定期的に監視して、もしRecipe と呼ばれる、上に書いたような条件とアクションに合致する条件が発生したら、同じように裏でつながっているサービスにアクションで規定されているデータなどを送る、という仕組みなんです。

まぁ、ウェブのコンテンツのアップデートを監視するのは、RSS のデータの更新で見ているので、いわゆるブログというか CMS 系のサイトに限定されちゃうかもしれませんが、頻繁に更新するサイトなら当然そんな仕組みを使っているので、問題はないですよね。

で、これの便利なのは、サービスに直接つながっているもの、たとえば、Evernote とか Foursquare とか、Dropbox とかですと、すんなり連動させることが出来るので、

もし 「Last.fm 上で iTunes で聞いている音楽がアップデートされた」ら 「Facebook にその曲情報をコメント」する

ことで、どんな(恥ずかしいアイドル)音楽を聴いているか、facebook でつながっているリアルな知人にさらすことが出来たり、今では設定が出来なくなった、と言われている

もし「twitter でtweet した」ら、「facebook でそのtweet をコメント」する

という、パブリックでもプライベートでも喋っている感を見せつけることが出来たりと、一つのアクションで複数のアウトプットを作り出すことが可能になったり、

もし「dropbox に写真がアップロードされた」ら、「flickr にフィード」する

と、写真のバックアップを複数持てるようにする、

もし「blogger.com で新規記事をアップした」ら、「tumbr で同じ記事をアップ」する

と、これまた記事をバックアップすることもできるのです。


まぁ、ここまでは、サービス間のつなぎ、の使い方のまっすぐなところですが、問題はIFTTTと繋がっていない、でも気に入っているサービスをどうするか、というところです。

もしアクションログ系のサービスならば、RSSを探し出して、そのRSS に連動するという方法もあり、なのですが、リマインダー系のサービス、たとえば remember the milk とか、Tripit とかだと、RSSがない、もしくはタイムリーに機能しないんですよねぇ。似たようなところで、fitbit とか。まぁ、fitbit は、アプリを立ち上げて同期させた結果のポップアップで十分といえば十分ですが。。。

で、そういうケースでは、

もし「Gmail で特定のメールアドレスから受信した」ら、「Pushover でメールの表題を表示」する

と、メールのリマインダーをスマホのリマインダー機能に接続してしまう、という手が使えます。
まぁ、メールのポップアップを見ればいいだろ?と言われそうですけど(笑)

ということで、そんなrecipeの一部をこんなところで公開しておりますので、もしこんな記事で興味を持っていただけたのならば幸いです。

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