ホーチミンにvisa on arrival で入ろうとして大変だった話でも

twitter, instagram, facebookあたりでみて頂いている方にはお気づきかと思いますが、今、ホーチミンにおります。いつものように長年のおつきあいをして頂いている現地では最強の運用会社、Vinacapital さんの年次投資家集会に今年も呼んでいただいたので、情報交換しつつ、そのネットワークから新しい運用者や投資案件でも拾えれば、というのがこの数年の目的になっております(けど、東南アジア案件ってリテールも金融機関系でも純投資の人たちにはハードルが高いって言われるんですよね。。。)。

で、今年はこの夏からドタバタしてこの渡越の準備が全然後回しになって、飛行機などの予約を完了したのがなんと出発の前の週の土曜の深夜。ホテルも同じようなタイミングになったのですが、そのプロセスの中でふと気づいてしまったのです。残り4ページ程度になっていた私のパスポート。有効期限があと3ヶ月程度。ん?

あーーー。ベトナムにビザなしで入れるのは6ヶ月以上じゃん。

ということで、ビザを。。。と思ったら大使館でとると数日掛かるし連休が入って間に合わない。やばい。ところが、見つけてしまったのです。最後の切り札を。

Visa on Arrival - 空港でビザが手に入る

はい、ビザ免除でないならビザを手に入れればいい。でも大使館経由が間に合わない、なら空港で貰えばいい。くれる国なんです、ベトナムって。パスポートコントロールの手前に Visa on Arrival といって、書類等をちゃんと準備すれば1ヶ月-3ヶ月のビザが USD 25で貰えるのです。これが大使館に行くと16,500円程度らしい、と思ったら、

必要書類をまとめて行けばいいか!

なんて行政書士や社労士まがいのことをこのところやっている癖で思わずやってみたのです。

必要とされる書類って?

まず Visaの申し込み用紙。ネットで探すと出てきます。
写真が 4cm x 6cm が2枚、一枚は申し込み用紙に添付、もう一枚は手渡し。
ただし、サイズは4x6とありますが、申し込み用紙にある四角のサイズは全然小さく、あまり気にされないのかも。実際、私は 4cm x 5cm で逃げました。。。
そして、 招聘状 (invitation letter)。これはベトナム国内からきて下さいね、と言ってくれる人がいるから来るんだ、ということでビザが発行される、というもので、他の国でも普通にあるシステム、なので、これを今回呼んでくれた人たちに発行してもらいました。

が、実はここに一つ落とし穴があったことに気づいたのがタンソンニャットに着いた時。

落とし穴って?

今回、朝1時25分に羽田を出る深夜便でしたので、ホーチミンに着いたのが朝の5時。そこで書類を見せたところ、眠そうな目で起きたばかりのオフィサーが
「ビザ不要だからパスポートコントロールにいきな」
と。言われるままに今度はパスポートコントロールに行くと

「6ヶ月未満のパスポートだからビザがいるよ」

と言われて戻ると、

「ああ、そうだね。でも、書類が足りないよ。この招聘状、あなた宛のであって私たち(入出国管理事務所)宛のものがないから発行出来ないよ」

と一言。まじか。。。実際、後から調べると、"Legitimate Approval Letter" の提出の方が必要で、これは入出国管理事務所が事前にVisa approval をするもの、らしい。ということは、現地のエージェントにお願いしないと当然に事前には貰えない代物だった、のです。

ちなみに、申し込み用紙、と呼んでいたものは Entry/Exit  form と呼ばれるものでしかない、らしい。。。しかも、法律上は、このApproval Letter がないとベトナムへの国際線へのチェックインは許されていなかったらしい(まじかーーー)。

どーしよーの顛末は。。。


ということで、このレターを。。。作ってくれる人の手配を空港のスタッフがしてくれることになり、総額 USD 130(この日のレートで VND3,700,000)で込み込み対応してもらうことに。でも、これはどうみてもスペシャルケースのようです。でも、この辺りの事務をしてくれる travel agent が店を開けるのが8時以降だから9時すぎるわよ、と6時前に言われてそこから3時間。。。ストレッチしたり、瞑想に耽ったり、パスポートコントロールの目の前にある4G SIMカードを買って新しいおもちゃにさしてみたり、行き交う人たちの怪しい動向を眺めていたり(って、私が一番怪しい行動をとっていたに違いない。空港で瞑想にふけるなんて。。。)

で、やっと貰えました、パスポートに添付されたビザ。それを持ってパスポートコントロールに行ったら
「次回は、ちゃんと有効期限をチェックしてね。レターも宛先を気をつけてね」
と優しい対応。ほっ。

荷物も、到着してから4時間も経てばベルトコンベアにあるはずもなく、Lost and Found での預かりになっていました(航空会社の荷物管理窓口がないんですよ)。そして税関も抜ければホテルからのairport pickupもちゃんと待っていてくれました(ごめんっ!)

ということで今、笑ってホテルで落ち着いております。学んだ教訓は

安くあげるにもほどがある。みんなの使うルートをちゃんと通って学ぶのも大事。

ということで、多分5,500円程度で済んだものが15,000 円かかってしまいましたとさ。(あーあ)

おまけ

領収書を発行してもらったのですがそこに記載されていた金額は USD 160.00。。。もはや何が何だか。。。

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