中学受験の総括 (後半)

さて、元旦なんて受験生にはありませんでしたが、その両親にだってありません。
だから、受験生にはお年玉はありませんっ!(笑)
その分教育費に掛かってるんだからっ!

なんていってもわからないのが子供ですよね。
# いえ、大人もです。あなたの会社が研修の為に幾ら一人頭使ってるか気にしてますか?(爆)

というのはさておき、元旦の日の出前に娘を湯島天神と亀戸天神にお参りに連れて行き
# 全部電車で行けるんですっ。さすが終夜運転は違います。
軽くおせちをつついたら早速勉強させつつ、横で願書を書き始めます。
私学の願書って、本当にコレでいいの?というくらい、情報が少ないですよね。
まさに、テストの点数だけで見ています、という感じです。
本人の戸籍とか確認しなくていいの??
親の支払い能力とか見なくていいの??
大丈夫です。合格したらあれこれ提出することになります。まずは合格しましょう(笑)

でも、問題はその合格へのプロセス、な訳ですが、願書に立ち返りましょう。
願書を書く、ということは、受験日も自ずと定まって行くことになるんです。
なにせ、受験日の指定もありますから。

しかも、今時は午前受験だけでなく午後受験もする学校もあるので、理論上
2月1日から2月4日までの 4日間の午前午後の8コマをどう使うか、という
問題に置き換わるのです。しかし。。。高々12歳の子供に午前午後、それぞれ3時間なり
問題を解かせ続ける訳ですけど、絶対に自分が子供の頃には出来ませんね(苦笑)
それはさておき、この8コマ、どう使うか。

暗黙の了解で、2月1日の午前は第一志望、らしい。
で、その午後、翌日、となると、第一志望を落とした受験生がどう動くか
または、第一志望と言いつつ、腕試し程度に使って、ということを読まねば
ならなくなって行くのです。いわば、滑り止めに流れるのか、それとも
日々景気付けしながらあがって行くのか。というのも、実は3日の午前中に
都立一貫校や私立の名門の一発試験も待っているから、なのです。
ここがややこしい。

コストを度外視するならば、初日の午前にいわゆる第一志望を持ってきて
午後にそれ相当で午後入試を開催しているところを持ってくる。
翌日は、ちょっと低い滑り止めとちょっと高い冒険校を入れて初日の結果次第で
上に行くか下を押さえに行くか決める。その次も、という感じで併願を
掛けまくる、という手法がとれるし、当然過去そんなことをした人もいたんでしょうね。
だから、結構のべ受験数が10校近かったそうなんです、以前は。

ところがリーマンショック以降、受験願書の提出校数が減ってきているそうです。
# あらこんなとろに影響が(笑)
しかも、実際に試験の当日にあれこれ悩む余裕等ないので(苦笑)
試験の週は予め決めた動きをするだけにした方が安全と思われます。
間違っても、当日申し込みできるから、といって駆け込みで偏差値だけで願書提出して
子供を受験会場に放り込むなんてことをしたら、多分子供が過去に解いた事のない
問題を目の前に動揺して回答作成どころじゃないでしょうから。。。

ということなので(やっと話が戻った)、正月休みは親にとっても落ち着いて
願書を作成しながら、ひと月後のプランを練るのに最適な時間、といえるとおもいます。

子供の12月までの学力と模試の結果、あと志望校の受験日ごとの過去の出願人数と募集人数に合格人数を勘案して狙い目の日や時間帯にピークをあわせる、なんて芸当は静かな正月にやるべきでしょう(笑)
いや、これは本当に戦略です。明らかに、初日より二日目、そのあと、と競争倍率が高くなるんです。その一方で学校側の合格者数にも傾向があるので一概に倍率といっても同じ学校でも受験日が変わるだけで変わります。となれば、その中で一番割の合いそうな日に受験させたくなるのが親ってものかと(笑)事実、今回うまく合格を初日に取れたのはそのおかげだと思っていますから (^^b


しかし。。。親が結局出来る事といえば、願書を提出して(今は郵送にして欲しい学校が増えているので願書受付初日に朝早くから並ぶ必要がなくなっています。というか、どうせはしごになるのでしょうから、そういうときは願書提出の 8割が完了する初日の統計を見ながら、ガラガラに空いてくれる二日目に提出した方が効率的に動けます)、当日送り届けて迎えて、その日の夕方から夜に掛けてインターネットに釘付けになって一喜一憂するのを繰り返していくだけです。


となると、実際、当日、子供を受験会場に届けて、その間に合格した学校にいって
合格通知をもらい、手続きを済ませて会場に戻って、なんて行動をあれこれ思いながら
動けるかというと、結構動けるもののドタバタは必至です。しかも、今年のように
雪が降って路面が凍ってなんて起きたら、何が起きるか。。。

なので、良い言葉ですね>(ご利用は)計画的に


あと、親はきっとどんな結果であってもどーんと受け入れる準備もしないといけないんだと思います。そういう事態になったときに、親の落胆以上に子供が落胆するのですから、そこを支えてあげる必要が出てくるんです。としたら、あれこれ追われたりするよりも事前の準備で心のゆとりを手に入れる方が翌日以降のリカバリーも早いと思われます。

ということで、中学受験での親の役割はポケモンブリーダーだ、という名言があるそうです。どんなにかわいいかわいい、といいつつも、育てて競争の世界に放り込んで勝利をもぎ取ってこさせる。で、その結果に一喜一憂する。まぁ、こんなこと出来るのも中学受験の今のうち(高校受験やいわんや大学受験でこんなに親が手取り足取りするようでは子供の将来は危ないんじゃないでしょうか。>子離れできてない訳だし)、こんなお祭りが出来るだけ幸せ、ということで、来年以降参加することになってこんな記事を読んでしまったあなた(笑)

ま、学歴だけが人生じゃないですから(笑)

という最後の砦があるのを忘れずにがんばってくださいね。
受験に失敗したって命を取られる訳ではないですから>これもポケモンと一緒か(爆笑)

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