為替に思うあれこれ

4/27/2009
(注) この記事は 2008年 9月6日の記事の再録です。

その一

この間の香港滞在のときに、HSBC の口座からお金を下ろしたときの為替が
実は 13円後半だったことに気づいたのは帰国してからでした。
今週末には 14円も後半に戻っている様子がありますが、いつも頭の中には

1香港ドル 15円

でいるので、10% のディスカウント!しまった、買い込んでおけば良かった(笑)

しかし、ふと思ったのが、HSBC の口座だったから 13円後半だったのではないかと。
というのも、HSBC の口座では mid から 1% でおしまいのところ

Citibank だと、mid + 1% の VISA のレートにさらに 4% の手数料が乗っていて
新生銀行だと、mid + 1% の VISA のレートにさらに 5% の手数料が乗っていて

というところですのでどうなっていたやら。

その一方で、Citibank HK の口座にあらかじめ送金して為替を適当にプレイしておけば
同様に mid +1% のレートで資金を預けていられた訳ですから、現地の口座を持っている
ことの強みってあるよなぁ、と。

それを思うと、現地法人の口座がそれぞれ独立する Citibank とリンクできるようにしている
HSBC 、どちらが便利なのか。
でも、リンクされると日本の税務署が調べたいといったら HSBC の香港の口座まで
調べが及ぶだろうなぁ(笑)
ということで、利便性は諸刃の刃なのですね。。。

その二
ロシア売りがはじまったそうな。
それだけを見ると、ロシアで運用していた資金を引き上げるならいいタイミングに今が
なっている、という見方が出来るものの、その一方でいきなり外為規制や資産凍結/没収とか
平気であり得そうなだけに、BRICs は未だ先進国になり得ないのかなぁ、と。

あ、ちなみに、日本だってアメリカだって国益重視で規制をいきなり掛ける権限はありますから
外為リスクがある国が先進国ではない、という意味ではありません。発動し得る可能性に
おかれやすい、という点で、という意味ですのでお間違いのないように。

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