こういうときなので、きっとこういう記事があふれてるとは思うけど

3/30/2011
帰国後、というよりも、東北関東大震災(これの正式名称って何になったんでしょうか。。。)から三週間近くなり、その間にいろいろなことが目まぐるしく変わった、という感じがするのはだれもが思うところだと思います。

自分自身の生活の防衛、地域の生活環境の変化、震災被害地の支援、あふれかえる情報。

なかなか難しい毎日、と思う一方で、不謹慎と思われそうですが、仕事の後、オフィスから自宅までの30分の夜道の、街頭や店の看板の消灯のおかげで適度になった暗さ、コンビニの店頭に並ぶか並ばないか程度に程よく空っぽになった陳列棚、道行く車の数の少なさ、早じまいして閉まっているお店。実は、いままで消費する側の利便を優先してエネルギーや物を過剰に使っていたのが、この機に程よくなったのではないか、と。不便と言いつつも、そういうヨーロッパ的というか、80年代頃に戻ったような生活スタイルに徐々に誰もが適応できている、と思っているのですが。。。


という、雑感はさておき(笑)
次は復興に向けて、ですね。
日本赤十字社さんでの義捐金が25日現在で400億を超え、アメリカの赤十字でも(iTunes 経由を含んでるのかなぁ。。)USD 120 mil、だから100億円程度を超え(これが送られてきたら、円建てに換算するときに円高圧力になるのだろうか。。。)、でも復興には12兆円はいるともいわれる中、このほかにもいろいろな形の募金があるようですが(で、みずほ銀行さんが大変だったんでしたっけ。。。)、ひとつ、いつもネタ提供してくれるプレスブログさんからの情報で、このところよく耳にするこんな募金活動のご紹介です。



これ、先月かその前の、NHKの朝いちでも取り上げていましたし、私のブログで以前難病治療のためのファンドレイズの話の時に英国のそれを紹介したと思いますが、このところその日本語版と呼べるこちらが注目を集めています。

今回の震災を受けて、リンク先にあるような形で多くの人がこのプラットフォームを使って募金を呼び掛けています(ただ、今回は特に何かへのチャレンジへの協賛というのがあるのかどうか、というかそれをする時間もないですね。。。)ので、もしそちらに協賛できるということであればして頂きたいですし、日本赤十字の義捐金への参加も、と思うところです。


ただ、私個人として思うところを一つだけ申し上げるならば。。。

災害を受けて、一度きりの資金提供というのも被害から立ち直るために必要だというのは誰もが認識するところで、多くの人が動いているのが証左だと思います。しかしながら、復興には時間がかかり、そこには現地の方々の自助努力が大事であり、そのための長期的な支援も検討すべきところだと思います。たとえば三陸牡蠣の養殖環境が破滅的になったことを受けて、こんな形の支援というのが立ちあがったりしています。単なる一過性の資金提供ではなく、自助努力のための環境の提供、その土地の復興のための事業の直接、間接を問わない継続的な支援(要は、buy 福島、buy 茨城)が今後必要だと思うんです。個人的には、ふるさと納税の受け皿の基金の使用目的を復興に広げてくれるといいなぁ、と思ってます。そういう思いで思い入れのある場所に納税する人も増えると思うんですよねぇ。。。

そのあたりも視野にいれて、短距離ダッシュしすぎて息切れして最後まで付き合えない、とならないようにいきませんか?

と、思ってます。はい。

0 件のコメント:

Copyrights Emichanproduction, 1996 - 2011. Powered by Blogger.