黄金比率の功罪
世の中にいい商品を提供するのは、消費者にとってもメーカーにとっても
いいことなのですが、よすぎるとメーカーにとってはあまり面白くないことに
なるんだなぁ、と思ったことがこの週末にあったので。。。
この週末、私の使っているラケットの新しいモデルの試打をする機会がありました。
そのラケット、いわゆる Golden Spec と呼ばれる、黄金比率の考え方を使って
作られたバランスのいい使い勝手のいいラケット、というもっぱらの評判なのです。
となると、同じコンセプトで作る以上、確かに技術の進化に伴うマイナーな
変更はあるにしても、そう変わることはなく、もはや週に一、二回しかラケットを
にぎらなくなった私に、その違いを解れ、という方が難しい(笑)
なので、試打しても買いたい欲望にとらわれることなく
「へー、このガット悪くないなぁ」
と、本筋からそれた所に目がいってしまったのです(笑)
Sony の商品には新しいものを売るために Sony timer が入っていていい時期が来ると
自然と買い替えを促すように壊れる、とまで言われていますが、これってある意味
メーカーとしては売り続ける宿命である以上、入れたくなるタイマーなんじゃないかな、
と思ったのです。
よい製品はいいが、よすぎるのも問題だということですが
金融にはそういう商品、ないよなぁ。。。
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