ということで、突然の日帰りマカオ

(注) この記事は2008年9月1日の記事の再録です。

いきなりですが、昼の香港についてどうするか、
とホテルに入りながらちょっと悩んでいたら、
目についたのがガイドの最後のほうにあった「マカオ」

香港からフェリーで一時間。
最近、新しい資本ががんがん入って再開発が進んでいると言われる
ラスベガスすら売上で超えた
マカオ。

行ったことなかったんですよ。
なので、行ってみました。

撮って歩いた写真は

At Macau, August 2008


って感じですが...

行ってみて思ったのは
中国の景気に思いっきり左右されてるなぁ、という印象でしょうか。
フェリー乗り場をみてると、出入国の手続きで一番長い列が
出来るのが香港、続いて中国のパスポートホルダー。
ということは、中国や香港での景気が良くなれば
そのお金がギャンブルや消費に回る、という構図なのです。
# おかげで出入国の手続きで待たされることはなかったのですが(笑)


しかも、元来ギャンブル好きの民族性から、カジノとホテル、
あと馬と犬のレース、これにまず資本投下が起きているので
その他のインフラとか微妙に足りていないかんじですし、
店の出店も香港の延長程度で しかも既に香港がフリーポートなので
あえていわゆるブランドものの 出店も目に見えて多く感じもせず、
なので、ものを買うという点について人の流れとかどうもついて
いっていないように見えるのです。
そのせいか、フェリーポートから街の中心までの通りで元気なのは
カジノとホテル(まぁ、併設がほとんどですが。。。)で
日曜の昼間だというのにお店が開いていないところが
ほとんど、という感じでした。

これは以前からずっと言われ続けていることではあるのですが
いわば、本土のガス抜きの緩衝地帯、ということなのでしょうか。
ある種の観光地から脱却できていない、という感じなのです。

とすると、既に景気がピークアウトしたのでは、とささやかれている
中国本土に遅れつつ、今の盛り上がりも終わってしまうのでしょうか。

いいニュースが聞こえて来ているものの、
実際に行って目で見て、歩いて街を感じないと
わからないものですねぇ。

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