豚とか牛とかって合い挽きじゃああるまいし。。。
(注) この記事は2009年2月11日の記事の再録です。
さて、毎週毎週くるのをなんとか読もうとしている Time 誌ですが
そう思うと語彙はともかくまずは読む、あとから微妙なニュアンスを
なんて思ってこんな記事を書いているのですが
まぁ、あとから調べるとアメリカ英語らしい、と言う表現が
あるんだなーと、ふと思う事があるのです。今日はそんなところから。。。
Barack Obama 大統領のある意味最初の大仕事は、この世界的な不景気に向けて
アメリカ国内の底上げを意図した、21世紀の New-Deal 政策、Green New Deal 政策ではなく
向こう数年の間にあの手この手で景気を刺激する、1兆米ドル規模の財政投入と、
それに伴う社会保険制度の改革、ということなのですが、後者は従前より公約として
掲げて来ていたものらしいのですが、ある意味、前者を行わねばならない社会環境が
後者も後押しすることになるらしいのです。
で、そんな1兆米ドルの使い道がどうしても気になってくる訳なのですが
2月16日号で、その使い道の仔細に評価を行うコラムがあるのですが、
それに限らず、この使い道の話になるとどうしても目につくのが
pork-barrelとかporkという単語。
なんで、財政出動で豚ちゃんなのか?
豚ちゃんのお肉くらい比較的リーゾナブルなお値ごろ感、という意味なのか?
では、pork-barrelって、豚樽???なにそれ?
とまぁ、思いますよね。
pork
というと、豚肉という意味の他に、助成金や援助金という意味があるそうです。
というのも、
pork-barrelというのが豚肉保存や豚の塩漬け用のたるという
意味がある一方で、南北戦争時にアメリカ南部の農場で、奴隷にたるに入れた塩漬け豚肉を与えたことから
特定の議員や選挙区だけに利益がある助成金のことを指すそうな。
ということは、1兆米ドルの景気刺激策も、その取り合いをして特定の票田となる選挙民に対する
アピールをしたい、という思惑が議員たちにある、というところでしょうか。
まぁ、どの国も似たようなのは議会政治の宿命ですかねぇ。。。
ちなみに、beefという言葉には牛肉以外にも筋肉という意味も(当然と言えば当然か。。。)
不平、不満という意味もあり、
また、これは動詞として〔牛を〕太らせるとか、beef upという使い方で強化する
という意味を持つそうです。
ちなみに、beef が肉になる前のbullは雄牛以外にも市場の上げ相場という意味があって
この間Bank of America に買われた Merrill Lynch のコマーシャルで一時期 Go Bullish!と会社のイメージの牛と組み合わせて
使われていたのをふと思い出してみたり
牛も豚も、いろいろ忙しいですねぇ。。。
さて、毎週毎週くるのをなんとか読もうとしている Time 誌ですが
そう思うと語彙はともかくまずは読む、あとから微妙なニュアンスを
なんて思ってこんな記事を書いているのですが
まぁ、あとから調べるとアメリカ英語らしい、と言う表現が
あるんだなーと、ふと思う事があるのです。今日はそんなところから。。。
Barack Obama 大統領のある意味最初の大仕事は、この世界的な不景気に向けて
アメリカ国内の底上げを意図した、21世紀の New-Deal 政策、Green New Deal 政策ではなく
向こう数年の間にあの手この手で景気を刺激する、1兆米ドル規模の財政投入と、
それに伴う社会保険制度の改革、ということなのですが、後者は従前より公約として
掲げて来ていたものらしいのですが、ある意味、前者を行わねばならない社会環境が
後者も後押しすることになるらしいのです。
で、そんな1兆米ドルの使い道がどうしても気になってくる訳なのですが
2月16日号で、その使い道の仔細に評価を行うコラムがあるのですが、
それに限らず、この使い道の話になるとどうしても目につくのが
pork-barrelとかporkという単語。
なんで、財政出動で豚ちゃんなのか?
豚ちゃんのお肉くらい比較的リーゾナブルなお値ごろ感、という意味なのか?
では、pork-barrelって、豚樽???なにそれ?
とまぁ、思いますよね。
pork
というと、豚肉という意味の他に、助成金や援助金という意味があるそうです。
というのも、
pork-barrelというのが豚肉保存や豚の塩漬け用のたるという
意味がある一方で、南北戦争時にアメリカ南部の農場で、奴隷にたるに入れた塩漬け豚肉を与えたことから
特定の議員や選挙区だけに利益がある助成金のことを指すそうな。
ということは、1兆米ドルの景気刺激策も、その取り合いをして特定の票田となる選挙民に対する
アピールをしたい、という思惑が議員たちにある、というところでしょうか。
まぁ、どの国も似たようなのは議会政治の宿命ですかねぇ。。。
ちなみに、beefという言葉には牛肉以外にも筋肉という意味も(当然と言えば当然か。。。)
不平、不満という意味もあり、
また、これは動詞として〔牛を〕太らせるとか、beef upという使い方で強化する
という意味を持つそうです。
ちなみに、beef が肉になる前のbullは雄牛以外にも市場の上げ相場という意味があって
この間Bank of America に買われた Merrill Lynch のコマーシャルで一時期 Go Bullish!と会社のイメージの牛と組み合わせて
使われていたのをふと思い出してみたり
牛も豚も、いろいろ忙しいですねぇ。。。
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