ジャージー島の夜は更けて

(注) この記事は 2008年 7月27日の記事の再録です。

夜も9時から寝てしまうと、朝の 3時半や4時半に起きるのは睡眠時間たっぷりで幸せに感じるもので
案外たっぷり寝たという充実感で目を覚ます一方で、その直後から東京時間モードで
仕事を始める自分にそこはかとない悲しさを感じずにはいられません(苦笑)

とはいえ、いつも思うのは、朝九時からデスクに縛り付けられて仕事をしたとしても
朝から夕方まで外出しっぱなしで夜に一気に一日のメール100通をさばいたとしても
もしくは、このところのように、早朝といいつつ日本時間の午後半日集中したとしても
終わる時間はあまり変わらないというのは、どういうことなのだろう、と。
まぁ、メールをさばく事だけが仕事ではないのでメールに使う時間がどれだけ長いか短いかが
仕事の優劣を付ける条件にはならないよな、とは思うものの、とはいえ、普段集中して
仕事していない証左となってしまうのかなぁ、思わずにはいられなくなるのです。

それはさておき、今はジャージーの話ですね(笑)

今回は Grand Jersey という、ある意味Jersey の中心的なホテルに泊まりました。
本当は前回の2月に来たときに泊まる予定だったのですが、部分的に改築工事をおこなっている
ということで、そこから海沿いのRadisson SAS Waterfront Jersey に泊まったのですが
今回、工事も終わって晴れてゆっくり泊まれるはず、という現地のスタッフの計らいで再チャレンジと相成ったのです。
実際、滞在中の木曜の晩にはお披露目のレセプションをやってましたが、
おかげでホテル内のレストラン等の営業が 7:30 でおしまい、ということに。
まぁ、7:30 にホテルには戻ってないからいいのですが(笑)

古くからあるホテルということもあって、ぱっとした見た目はちょっと歴史を感じさせる作りですが
内側は工事を経ただけあってしっかりと作り直されていました。
泊まった部屋は、ダブルの部屋でちょっとベッドに部屋が占領されている感はあるものの(笑)
言い換えればコンパクトに機能的にまとめられつつ、内装の調度品が古き良き時代も感じさせる
という感じでしょうか。

しかも、ゆったりとしたバスタブは洗濯だけでなく(爆笑)
ゆったりお湯につかってしまいたくなる気分で(いや、実際浸かってましたが)
その意味でも長丁場を過ごすには肩肘こらずにすむ感じで良かったですね。
インターネットもヨーロッパのホテルにしては珍しくケーブル接続で、かつ無料なのは
仕事するのにも助かる訳で(爆笑)Radission も気に入りましたが Grand もいいかな、なんて。

ジムは。。。機材をこれでもか、というくらい詰め込んでいるのでちょっと窮屈にも思えるのですが
フリーウェイトが多かったのでそれで調節可能かと。とはいえ、どうせ使うのは 12kg までなので
そこにこだわる必要はない訳ですが。。。
しかし、失敗したのが、15m のプールがあったということ。
ちゃんと水着をもってくれば良かった。。。

朝食は、典型的なイングリッシュブレックファーストになるようなビュッフェ。
とはいえ、オムレツを作って、というお願いは別注文なのでやめました(笑)

あ、だんだんホテルの話になって来た(笑)

このところ、海沿いのエリアの再開発が進んでいるのは、Dublin と同じようで、
Radisson SAS の周辺に限らず St. Helier のそこかしこで建物の解体と建築が始まりつつあります。
私のビジネスパートナーのオフィスもその意味で言えばその流れに乗ったようなもので
Liberation Square に出来たバスターミナルの隣のエリアに作られたビルの1階に
今までの倍のスペースのオフィスを構えたのですが、行ってみたら、きれいなのなんの。
しかも、前のオフィスのイメージで東京のオフィスのデザインをしたのに
そこからまた変わってしまったので、次に引っ越すときにあわせないといけないんじゃないかと
頭がいたくなったり(苦笑)とはいえ、Dublin でも、London でも感じたのですが
オフィスのデザインがシンプルな割に案外機能的で、どこかしら斬新だったりするので
東京のよく見る殺伐とした感じから見るととても新鮮でいいかな、と。
まぁ、お金も掛かってるんだとは思いますが(苦笑)

そういえば、Radission SAS のそばの公園の一角に観覧車が出来てました。
しかも2月に行ったときには陰も形もなかったのに。。。
で、聞けば 3ヶ月間限定のイベントのようなもので、次にはベルファストかどこかに
いってしまうそうです。移動遊園地のようなものでしょうか。
そういえば、Liberation Square のそばにも特設の緑に囲まれたイベントがやってました。
こちらは何をやっているのかはよく分かりませんでしたが。。。

今回、ジャージーに来て不自由したのは携帯が全くつながらなくなったことでした。
docomo の SO905iCS も、softbank の 708SC も、FOMA card を入れた Nokia E61 も
どれもこれも全く駄目。でも、隣では携帯やらブラックベリーが普通に動いている。。。
くやしー!
と、思い現地のスタッフに聞いたら、pay-as-you-go のSIM カードがあるよ、とのこと。
要はプリペイド式の SIMカードで、以前から香港あたりのを買っておいた方が
電話代の節約になるかなぁ、と思っていたのですがつながらないといざというときに困るし
Skype も特に Grand Jersey ではスピードが足りず音声が聞き取りづらい、という
問題が発生していたので、背に腹は代えられず、買ってしまいました。
10.29ポンドで、5ポンド分の通話や SMSが可能。
また、WAP接続ならインターネットの接続も無料、ということらしく
でも、どれだけ5ポンドのうち使ったのかが確認できないのでちょっと心配なのです(苦笑)

さて、ジャージーと言えば、やっぱり食事が気になるところですが、
このところ長丁場の旅行の際には結構量とか素材を気にするようになりました。
なにぶん体重とか内臓脂肪が気になるお年頃なもので(苦笑)

ということで、最初のランチは、Liberation Square そばにある Museum of Jersey の
中にあるレストラン。美術館の入り口にツタをはわせた棚のようにして陰を作り、
そこにテーブルを並べている、という、ちょうど晴れた日には心地よい
日差しを浴びながらのランチでした。食べたのは、ムール貝のクリームスープ仕立て。
ムール貝はやっぱりヨーロッパで食べるのが一番ですね(笑)

その日の晩は Goery の suma's に。ここは以前泊まった Longue Ville Manor の系列でもあり
ビジネスパートナーのお気に入りのお店でもあるので、まぁ、お味に間違いはありません(笑)
スターター、メインともにサラダ風の野菜多めの魚料理にしてみる。

翌日のランチは。。。Liberation Bus Terminal の目の前にあるサンドイッチやのサンドイッチ。
思いっきりローカルのビジネスマンモード(笑)

その日の晩は、Jersey の南東にある Greed Island という海岸にあるレストラン。
ここも海の幸を生かした料理をだしてくれるのですが、モッツァレラチーズをベイクしたサラダと
なぜかついラム肉に走ってしまいました(苦笑)
魚ばかりだったものですから。。。

とまぁ、個人的趣味に走りつつも、ヘルシーで魚モードに走ったかなぁと。
おかげでロンドンに戻って体重を量ったら服を着て 73kg でしたので、結構期待大です(笑)>なにが?


と、話があちこち飛びましたが、ジャージー島、金融系の方でも EU との連携の関係から
法制度がさらに厳しくなり、そのおかげで使い勝手がさらに良くなりつつあるとか。
もう一度ジャージー島籍のファンドを日本に持ち込みたいですねぇ(笑)

その一方で、とうとう、VAT が導入されてしまいました。
まぁ、他の国みたいに 20%近い数値ではないですが、ちょっと残念ですね。

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