中学受験の総括 (前半)

ということで、今日最終的に行く事にした私立中学校の制服等の頒布会に参加しました。

我が家も、一昨日の都立一貫校の発表を受けて戦績が二勝二敗に終わり、晴れて気づいたら娘の第一希望であった私学に確定して、昨日区の教育委員会に入学通知書を提出しながら公立校への非入学の連絡をして、と、そうなんです。あれだけ先週大騒ぎした受験も、試験が終わって一息つく間もなく、もう戦後処理に突入しています(笑)

人にこうやってブログで公開するほどの事が何かあったか、と言われると何もないくらい、長女の今回の中学受験はある意味短期決戦であっという間、だったのだと思います。確かに受験したい、男子のいない学校に行きたい、なんて言っていたのが5年生の頃でしたが、6年に入る頃にいよいよ廻りのムードに流されてか本気で受験したい、と言い出して塾に通い始めたのですが、そのときは母子二人で、まー、都立かねぇ、なんて割と悠長な感じで動いていました。それだって、世の人からみると遅いスタートだった訳ですが、ふとした事で夏休みの終わりに私が娘たちを私学フェアに連れて行ったことで私が「これ、都立失敗したら公立なんてのはやばいんじゃない?」と思い始めたあたりからだんだん親が喧々諤々とし始めることになるのでした (^^;

でも、実際ヤバいと思いますよ。今後ゆとり教育から脱却する、ということのようですが、既に娘たちは4年以上それに浸かっていますから知識量と、それ以上に知識を吸収する体勢と習慣にも問題があるように思えるんです。とすると、私たち親の頃の旧カリキュラムを維持し続けようとしている、その意味で自由度の高い私学に、という危機感が本当はもっと早い段階で親である私たちが持つべきだったのかもしれません。

ということで、首都圏模試の結果を右手に、私立中学校一覧を左手に、あちこちの共学校と今まで縁の全くなかった女子校(いぇーい!)、果ては公立の学校説明会や文化祭などに週末ごとに行くこととなりましたが、周囲を見ていると、5年生の時点で回っている人も多いんですね。これが正解かどうかは、今思うとちょっと疑問ですねぇ。いわゆる上位校や諸般の事情での志望校ならば、そこに火曜自分をイメージさせるインセンティブがあると思うのですが、そうでない所に5年生から言っても逆にピンと来ないような気がするんですよねぇ。6年になって試験が近づいて行く中で、学校や先生の雰囲気、生徒さんの様子などを間近でみて取捨選択のプロセスの一つとしての学校訪問な気がするのです。でも、9月から12月までの週末なんて16週間くらいしかなく、途中月に一度模試を受けて自分のたち位置を確認して、なんてやっていると、行ける学校にも限りがあるのも確かです。とすると、行こうという学校を絞り出すフィルタリングが予め必要になって、って、どうもファンドのボトムアップアプローチやトップダウンアプローチのような手法と全く同じようなことになってくるのです(笑)

(眠いので続く)

1 件のコメント:

ochiai さんのコメント...

確かに高度な情報化社会に突入した今、子供の受験時に親の出来得る仕事量が増えたのは確かかも知れない。
研究の成果を御教授して頂きに伺える様に、ちょっとは子供を教育する事考えないと。。。

まぁこれまでの人生で 女子校(この意味分かるよね?)ではなく、女子中高校 に関連があったら、お縄になってる気がするが。。。

家は息子なので、このままだと一生縁が無いのだろうが、女性に囲まれた職場なので、特に残念と言うことは無い。無いんじゃないかな? 無いと思うよ。 

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