隅田川の花火は終わり

ということで、今年も無事花火大会は終わりました。

ご覧の通り、今年は遠景だけですが、それもそのはず、諸般の事情で今年は花火の時間帯に店におりました。

で、この風景、私にとっては実に12年ぶりだったんです。

それまでずっと家から第二会場の間近で見ていた訳ですが

その12年前は、というと、ちょうど長女が生まれた日の朝

当時店に住んでいたので店に帰り、昼まで寝て、ぼーっとした

頭のまま荷物を運びに病院に向かい、夕方追い出される時間に

地下鉄に乗り、浅草駅を降り、なんだっけ、人がいるなぁ、なんてあがって

あ、歩行者天国になってる、と思い歩いていたら、背中の方から

「ぽーん、ぽーん」

と、花火が聞こえて、大輪の花が夜空に浮かんでいたのです。

で、あ、そっか、順延したんだっけ、ということを思い出したのでした。

それ以来、長女の誕生日には花火大会が添え物になり、

春先生まれの次女はそれをずるいと毎年言うようになったのでした（笑）

さて、そんな一回りが過ぎて、改めてこの風景を見ると

初心に帰ってがんばらねば、と思いつつも、店の前でワインを一本あけてしまう

飲んべえは引き返せないな、と頭を抱えるのでした（苦笑）