よその国の社会システムなのに。。。

Time を読んでいると、実は案外読む為の前知識が必要だと言う事に気づかされる。
しかも、ある意味アメリカ合衆国市民なら知っているよね、ということが往々にして。

まずは、政治を語るときにはSenator はもとより、GOPなんて略語がそこら中に出てくる。
略語が多いのは知識階級のアメリカ人の常なのか？
と昔のCitibank 時代に辞書みたいなCitiwords というアルファベット3文字に省略される
様々な用語の解説集（しかも、これが社内の公式なものでなく有志が日々集めて
蓄積していると言うから、これもまたアメリカ的なのか？？？）というものをふと思い出して
しまう。
ちなみに、Senator は上院議員で、確か州から二人送られるのである意味州の代表者として
知事とは別の意味で大きな力を持つ人という認知をされるようで、実際に市民と言うか有権者
は彼らの行動には結構注目して次の議員選挙の判断材料にする、というのだから
日本の衆参両院の選挙のようなお気楽極楽はないようだ。
GOP は、というと Grand Old Party といって、アメリカの共和党 the Republicans の別の呼び方だそうな。それに対する、現在の大統領を輩出した民主党は the Democratic Party 。

いずれにせよ、国政が党の決定等に直結する国だから国民は注目しそのシステムを理解する
というのは、某国の首相や議会機能が不全でもオートパイロットで進む国政システムと
大違いで、結果的に中学校の公民で学ぶ知識を忘れても大丈夫、と言う訳にはいかないのかも
しれません。。。

なんで、GW の真っ最中にこんなこといってるんだか。。。orz