Tax Haven ってどこ?

4/29/2009
(注) この記事は 2009年4月3日の記事の再録です。

この間、香港ベースでいわゆる(犯罪等の)身辺調査などを行う人と話をしたときに
彼の仕事上、どうしても香港にいると中国当局から目を付けられる可能性があるので
ベースをどこかに移したい、なんて話をしていました。

アジア中心で仕事を考えたときに、香港はとても立地がよく(いわゆるアジアなら
どこでも4時間以内で到着可能)、税制面でもメリットがあり(日本ほど法人税は高くない)、
と考えて拠点を持ちたいと思える場所のひとつなのですが、どうしても国や地域の
安定性を考えると二の足が踏めないというのも事実です。

で、じゃあ、その代わりにどこがあるの?

と考えていたのですが、たまたま新聞でこんな記事があったのです。

租税回避地、フィリピンなど4カ国名指し OECDが公表

ある意味、OECD がどこが Tax Haven か一定の基準で認定してしまった
ということなのですが、じゃあ、どこがブラックリストで、どこがグレーリストか
というのが気になるところですが、それはこちらにあります。

当然 G20 の先進国や、我らがジャージー島を含む Crown Dependencies もちゃんとホワイトに入っていましたが
ケイマン諸島やバーミューダはグレーに入っていました。

今後これをネタにファンドの設定地でとやかく言われるのかなぁ。。。

ということで、アジアのハブ、どこがいいのかは答えは出ないままです。。。

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