天国と地獄?(後半戦)

さて。
せっかくこの記事を書いたのですが、iPad の BlogPress で書いたのに、アップする前にiOS5にアップデートしてしまい、 BlogPress が立ち上がらなくなってしまったので一から書き直しになってしまいました。これだけでも十分地獄ですが。。。

さて、どこまで書いたか。ああ、Continental Airline でロンドンからニューアークまでのフライトが JALか ANA くらいいいサービスだった、ということでしたね。で、気分よく飛行機を降り立って、入国審査に移って、それから荷物ピックして、税関抜けて、お金おろしてタクシー捕まえなきゃ。。。。なんて思いながら、入国審査の列に並びながら

「この世の楽園、アメリカ合衆国へようこそ。ここはこんなに笑顔あふれる幸せな国ですよー」

という、○の楽園を彷彿させるプロパガンダを眺めながら自分の番を待っていました。
自分の二人先に審査を受けた人がエスコートに連れて行かれているのを見て、大変だなー、なんて思いながら、自分の順番に。

いつものように、パスポートと税関申告書を渡してご挨拶。にっこり笑いながら質問に答えるのですが。。。

「入国目的は?」ビジネスの面談をしにです。
「いつまでいるの?」48時間です。

「前回いつ来たの?」。。。去年の今頃です。
この辺りからどうも雲行きが怪しくなりました。
「正確には?」えっと。。。これ(パスポート)見てくださいよ。去年の10月14日ですよ。

「じゃあ、指紋取るから。」ほっとしてスキャナーに手を置きました。が。

「エスコート!」はい?????????

ええ、そうです。屈強の制服にパスポートと税関申告書を握られたまま、奥の部屋に誘導されたのです。奥の部屋と思うところの扉の向こうに通され。。。エレベーターだ。
二人きりでエレベーターに。。。くー(><)
で、降りた先には入国審査場と似たような作りのブースが二つ。でも不必要に大きい。
しかも、その前には病院のベンチのように4列ずつベンチが並んでいる。さっき連れて行かれた某氏がお話ししている。。。

「数分待っていなさい。」
そういうと、エスコート氏は私の書類をブースの中のスタッフに渡して去って行くのですが。。。数分どころじゃない時間、ブース氏は端末とにらめっこ。。。

をいをい。もしかして、誰かパスポート偽造して入国したか?
もし入国できなかったら。。。今夜のディナーとか明日の会議どうしよう。キャンセルって連絡。。。ここ、WiFi 使えるかなぁ。。。つーか、だめだったときって明後日の JFKのフライトってどうするんだ???

そういえば。。。実の父にも、ジャージーのスタッフにも
「それだけあちこち入出国して、いろいろな国の携帯電話の SIM を持ち歩いていたら、international spy と思われるよなぁ。。。」
って言われたなぁ。ってそれ?えー?って、そもそも荷物を見られていないから SIM の存在は知らないでしょーよ。

は。。。それで日本語のわかる乗員を二人も私の廻りに置いていた?
え?ロンドンから実はマークされていた???

どうみても、冗談みたいなことを考えてますが、いや、本当に考えてました。
そうしていると呼ばれます。

「どこにつとめてるの?」イギリスの金融関係です。
「仕事内容は」その会社の日本代表しています。

なんだろう。。。さっきと違うぞ。。。
「で。。。入国目的、仕事って言ってたけど。。。半分観光でしょ?」
はい?でも、いいです。そういう事にしてください。知人と会う訳ですしー(笑)

ぽんっ、ぽんっ

パスポートに晴れて入国のスタンプが押されましたとさ。
出ていいよ、と言われた奥の部屋、その扉の外は荷物をピックアップするベルトコンベアの横でした(笑)ほっ。

ということでちょうど荷物も出てきたので安心してピックアップして、税関ではさすがにとがめられず(苦笑)ATMでお金を下ろして
「タクシーいるのか?」
というぽん引きをスキップして、正規のタクシー乗り場にたどり着き、ホテルへ向かう事が出来ましたとさ。


しかし。。。長かったぁ。。。なんだったんだろう。。。

今となっては笑い話にしてますが、本人どきどきでした。
本気で、アメリカとは相性が悪いと思っていたけどここまで。。。と、思ったくらいですから(爆)

まぁ、これだけ入出国していれば、ならではかもしれませんが、日本のパスポート、よく最強だと言う人がいますが、そんなことないんですよねぇ。ダブリンでのnon-EU residents に対する入国の扱いだって悪いですからねぇ。バーミューダでも。。。
ニューアークが日本人に慣れていない、という話もあったりしますし。
ESTAという事前のビザ免除の取り扱いにも何かあるのかもしれませんし。。。

なんにせよ、皆さん旅行の際にはお気をつけ遊ばせ。。。

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