内なる冒険への入り口は。。。鼻?!

4/27/2009
(注) この記事は 2008年10月1日の記事の再録です。

ということで、12年ぶりに胃カメラをやりました。

この間の健康診断で、まぁ、37にもなればいろいろと悪いところは
あちこち出てくるものの、そんな中、この6年でやっとなれたバリウムを
飲んで行った 胃のX線検査でなんと胃の幽門前庭部、というから
胃の出口のところに1センチほどのポリープが出来たというではありませんか。

ということで、当然胃カメラを飲んで実際に見て、必要があれば生検といって
ポリープの一部を取って来て検査して良性かどうかを見極めよう、
という流れになる訳です。

まぁ、いろいろな意味でビビりますよね(笑)

えと。。。最悪胃がん?(苦笑)じゃあ、やり損ねたことって。。。出てこない(苦笑)

そうでなくても、普段の不摂生とストレスフルな生活なのに、ここに病という頭痛の種が
新たに出て来たら、円形脱毛症?さらにもてないおやじになってしまう。。。

あ、そうだ、あれとかこれとかどうするんだー

の前に、そもそも胃カメラー?!なのです。
ええ。思い起こすこと 12年前。虎ノ門病院の分室で胃の調子が悪いからということで
飲みましたよ。奥様の勧めで。

そうしたら。。。当時ぴちぴちの 20代後半だった私の体は元気すぎて
外部からの異物を全力で取り除こうとする、いわゆる反射が強すぎて
体に負荷が掛かり、大泣きしながら、げーげーいいながら胃カメラを体に受け入れて
わかったことは

「あー。かすり傷がちょっとある程度ですねぇ」

という程度。あの苦痛の時間の方が健康に悪いんじゃないか、と思ったくらいで
かつ、その日は仕事はおやすみせざるを得ないくらい、心身ともにダメージを食らった
という記憶のある、胃カメラ。それを再びですか。。。

と、思ったら、今回の健康診断をしてくれた日本橋ハートクリニックさんは
鼻からの胃カメラをやってくれるところだったのです。

通常、胃カメラは、口からぐりぐりと入れて、のどの奥を押さえ込んで食道を通して胃に到達する為
のどの奥あたりとかで、げーげー言いたくなるのです。しかも口から入りますから舌とか口とかも
麻酔をする訳ですが、麻酔したって感覚はあるし、ものが口に入れば唾液は出るのが自然な反応だし
ということで、泣きたくなるくらいつらかったですよ。というか、泣きました

ですが、鼻からとなると、口を塞がれることがないので
まだ気持ち楽、だったり、のどの奥を押される度合いも少ないらしく、全体的に比較的よい、という話は聞いていたので
社長だし、倒れる訳行かないし、健康管理で出来ることは出来るだけ早くしなきゃ、ということで、意を決したのです。


で、昨日。食止めです。8時までです。
雨の中、三越前でノンアルコールでちゃんとした夜ご飯になりそうなもの。。。
こういうときにバーとか飲み屋とか見つけやすいんですよねぇ。。。
後は中華、天丼、天ぷら、そば、とんかつ。。。
トンカツやにしました。昭和通りにほど近い小さなとんかつやさん。
おいしかったけど、帰ったら
「胃の消化のわるいものたべてどーするのー!」
ごめんなさい。。。

で、今朝、起きても何も食べられない、飲めない(実際はバリウムではないので2杯くらいは水はいいらしい。。。)という
切ない気持ちが高ぶるので早めにオフィスに入って仕事して、ドキドキしながらクリニックさんに入ったのが30分前。
20分前でいいですよ、と言われていたのに、15分前になっても呼ばれない。。。
11時から会議があるのにぃ(って、胃カメラの直後に会議を入れる私も私だが。。。)

と思ったら、呼ばれて、最初に飲み薬。胃の表面の泡を取るもの、という説明ですが、麻酔でもあるらしい。
結構な量、といっても多分 60ml 程度を、バリウムと同じようにちびちび飲み、次は鼻の麻酔薬を入れてもらう。
そのとき、どちらの鼻でプローブを通すか決めることになります。
また、これを入れてから、鼻から喉の感覚がだんだん変になっていきます。

そこで、初めてロッカー室に通されて、上半身を着替えてくることになります。

で、待つこと10分程度。でも、長く感じますねぇ。。。前の人ががんばっていたのでしょうね。。。

そして、前の患者さんとおぼしき女性がでて、少しして呼ばれて診察室に入るのです。。。

まず、ベッドに横になり、また麻酔薬を鼻から入れられます。
そのあと、麻酔薬の塗られた棒が、最初は細いものが、そのあとにプローブと同じ太さのものが
鼻に差し込まれて1分間おかれるのでした。これである程度太さの確保をしたのでしょう。

で、考えてみると、麻酔関係はこれでおしまい。筋肉注射ものどの麻酔もなし。
いや、飲み薬で代用されている?と思っている間に、黒いプローブがのどに。。。

ぐげっ

そりゃそうでしょ。麻酔が効いていようがなんであろうが、鼻の奥の、要はのどを押されるのですから。。。
プローブが細い分楽かもしれないけど。。。結局同じように体は一生懸命異物の混入を排除しようと
戦うのです。。。

「おなかでおおきくいきをはいてくださーい」

って。。。できねーよ。。。と体を丸めようとすると看護婦さんに足をのばされる。。。
でも、プローブの先頭が胃にはいって、少しすると、確かに腹式呼吸が出来るようになり
なんとなく体になじんで。。。いや、やっぱり異物感が強い(苦笑)
でも、余裕が出てくるのです。
それは、やっぱり口の自由があるからでしょうか。

だんだん、落ち着いてくると、頭の上のモニターに目が。。。
初めて見た。自分の胃袋。。。結構ピンク色だ。。ひだもそこそこ。。
ふーん。。。あれ?これ?ポリープ?

「違いますよぉ。でも、健康そうな粘膜ですねぇ。」

といいながら、気づいたら、プローブに注射器でがんがん薬を入れたり空気を出し入れしたり
道理でおなかが張る訳だ。。。なにしやがるんでぃ!(苦笑)

で、プローブは問題の箇所へ。。。って、その奥まで入ってたということか(苦笑)
でも、そこまでで異常は指摘されませんでした。
で、問題の箇所もみてると。。。どの角度からどう見てもポリープらしきものは
見当たりません。。。

「たまに、食べ物の残りが残ったり、バリウムの固まりが陰に出るんですよねぇ。。。」

って、クールにいうなっ!こっちは清水の舞台からパラシュートをつけずに降りたら
下に大型のトランポリンがあってそれで受け止められて、ドキドキした分だけ損したって
感じなんだから。。。

で、にゅるにゅるプローブは引き出されて。。。
終わりましたぁ。

でも、なんか体もそんなに疲れてない(笑)

聞けば、30分後の11時から水分も取っていいそうな。ちょうど会議だから
水を出してもらうか。。。

なんて余裕もある。で、あとは待合室で、これまた結構待たされて
元こぶ平さんが仕事しているのを大画面で見て、
お会計も済ませてオフィスに戻ると、お客さんとばったり。
そのまま仕事モードに突入でした。


と考えると、鼻からの胃カメラ、想像以上に体への負担がないのでいいかもしれません。
次回やれ、といわれても、今度は前向きかも(爆笑)
それ以上に、飲まずに越したことはないので、少しアルコールとストレスを減らしますか。
とはいうものの、前者は出来るけど、後者、どうやろう(苦笑)

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