やっとというべきか、債権法の見直しの開始

4/25/2009
(注)この記事は 2006年1月4日の記事の再録です。

法務省がITや国際化に対応を念頭にした「債権法」抜本改正へ動き出すらしい。
ちなみに、債権法なんてものは存在しませんで、まぁ、民法上の債権関連の条文を
まとめたものを指しているそうな。

これは、私が債権の証券化をしていたころ以前からいろいろなところで債権譲渡や
回収などの実務的なところで現代の実務や考え方そのものにあっていない、などの
声があがっていたのを記憶しているので、やっと重い腰をあげたのか、という感があります。

よく、学者様たちも「欧米では『債務法』といって、債務の側から見て作っているのに
日本では『債権』、要は貸す側から作っている」というようなことを言ってるなんて
話も聞いた記憶もありますし、いまじゃあ、債務の存在しないところから債務がある
から払え、といって脅かす「振り込め詐欺」もまかり通るのも、このあたりが一因なのかも
しれませんね。。。

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