ロンドンからユーロスターで行くパリ 7時間の旅 - パリにて

(注) この記事は 2008年 9月15日の記事の再録です。

すみません、間が空いてしまって。。。。
表題の続きです。

地下鉄の駅の、切符売り場は。。。長蛇の列でした(苦笑)
で、最初、クレジットカードで買えるかな、と思って列に並び、順番が来て。。。
ん?自動販売機の操作方法がよく分からない(TT)

何度か使っているうちにわかって来たものの、欲しいチケットっぽい(笑)を指示して
さて、お支払いはカードで、といってカードをスロットに入れて待つと。。。

「カードが受け付けられません」

ええええーーーーーーーーーーー
きっと、諸般の事情だろう、ということで、窓口に並び直しました。この間 10分 orz

で、窓口も並ぶものの、なれない第三外国語(!)のフランス語を思い出しつつ
なんとかメトロの一日乗車券を買い、最初の目的地、シテ島を目指すのでした。
Paris Gare Nord (パリ北駅)から一本でたどり着くシテ島からセーヌ川の南に伝って走る電車に乗り換えて
10年前に行きそびれたオルセーに行こう、というのが今回の目的なのです。


しかし。シテ島の駅を出て、気づくと南岸ではなく北岸を反対方向に歩き出して、
橋を渡ってシテ島にもどってサンミッシェル寺院の前を見て、
そこから南岸にたどり着いて駅に着くと。。。

なになに、工事中で駅が使えない?
ん?じゃあ、隣の駅なら乗れる?
と思い、ノンビリ歩き始めたら。。。次の駅でも

工事で乗れない

え?もしかして。。。全線止めて工事中?
派手なことするなぁ。。。
といってバスに乗る根性もなく(さすがにどこに連れて行かれるかわからないので乗れない。。。)
のんびりとセーヌ川の中州のシテ島を右手に見ながら歩いていくのでした。
いいよなぁ、観光用とはいえプライベートっぽいボートがおしゃれだし。

なんて言っているとおなかもすきます。
でも、シテ島の近くのカフェはなんか混んでるし、メニューもわからないし(爆笑)
なので歩いていくと。。。今度はカフェすらない、静かな本屋街に(苦笑)
で、対岸にルーブルが見えてくるあたりで、ちらほらカフェが。。。
ということで、脇道にそれると、小さめのカフェが見えてきました。
その中で、 Emperor と言う名のカフェが値段もほかと比較してリーゾナブルなので
入ってみると。。。店員さんが中華系ばかり。多分パリに移民した中華系の人たちの
集まるところなのか、若い子からマスターまで幅広い中国人系の人たちで支えられていました。

で、ワインを飲みつつ(だって、4フラン弱とそこそこリーゾナブル?)と12ユーロのステーキランチ。
隣には。。。白人が注文したランチを一眼レフでうれしそうに写真を撮って、それはのんびりとした
ランチのひとときだったのですが。。。
その白人君がお支払い、となったときに持ち合わせが 100ユーロ?と高額紙幣だったらしく
お店が受け取り拒否。他所に行って崩してくるか小額紙幣を手に入れるかしてこい、といって
お店の親父と口論して、あきらめて、大事な一眼レフをお店において両替に出かけていくのでした。。。。

そんな直後なので、怪しい旅行者に見える私、ちょっと相手が身構えてました。
私?その辺りの ATMで全部で50ユーロ程度しかおろしてません(爆笑)
ちゃんと20ユーロでお支払いです。その瞬間、おばちゃん、にっこりと安堵してました(笑)


で、そこから歩いて数分でたどり着くは、目的地のオルセー美術館。
入るのに、今時なのでセキュリティーチェックはありますが、カードで入場券も買えるし
すんなりと入り口に足を踏み入れると。。。大きな吹き抜けに、絶妙な配置で並べられた
彫刻作品の数々。。。そこから目を奪われ、その後は飾られた作品の数々の勢いと力強さと繊細さに圧倒されました。

特に、感じたのは、ルーブルのような宗教画の血なまぐささから無縁の印象派の作品の数々。
自分が、やっぱりクロード・モネが落ち着くんだ、と実感。ちょっと行けば彼の家の庭のレプリカである
マルモッタンも行けたはずなのですが、時間が微妙なので、次の楽しみにして、高知のマルモッタンの
思い出を反芻するに留まりました。

10年前(!)、ルーブルでは見て進むごとに気力を奪われる感じのしたのに対して、
今回オルセーはすごく爽快感と充実感に満たされた気がしました。


オルセーを出て、セーヌを渡って  広場に出て、懐かしのコンコルド広場につくと、シャンゼリゼに抜けて
大きな観客席が設置されていました。もしやと思ったら、Tour de France のゴールでした(笑)
でも、自転車の集団が横を抜けていて、何だろう、と思ったら、ロンドンとパリを自転車で走るという集団だったのですが
。。。?こいつらどこかで見なかったか?
ああ、前の晩に Totenham Court Road で見たんだ。ということは、一晩中走ってたのか?!

で、シャンゼリゼの手前まで歩いて左をふっと見ると遠くに見えるは invalid 。確かあそこには
いったことないなぁ、と思って、まっすぐ足を運んで、セーヌに掛かる派手な橋を渡り、たどり着きました。
横では広場なのでサッカーをしたり、ホッケーをしたり。。。パリは緑の多い街だなぁ、としみじみ思う瞬間です。

invalid は、ナポレオンが自らで戴冠を行った場所という記憶があるのですが、実は彼の遺骨が納められているところ。
訪れた日も兵隊さんの何かイベントがあったようでした。
そこからつらつらと歩いて20分程度すると。。。喉が渇きます(笑)
で、もう一度カフェに。。。と思いつつも、歩いてしまう私って駄目ですねぇ。
なにせ、目前に見えるはエッフェル塔ですから。
でも、すごい人だかりです。上に登ろうと思いましたがあきらめて、
足下で売っていたアイスクリームを買って食べながら、歩いてエッフェル塔の見晴らしのいい
トロカデロに進みました。トロカデロの上ではいろいろとパフォーマンスをしている人がいたり、
のんびりとエッフェル塔を眺める人がいたり。。。のんびりしてますよ。。。


さて、歩き疲れたので、もうどこかによる気力もなく、そのままトロカデロから地下鉄に乗り
乗り継いで北駅に戻りました。やっぱりのどが乾きます。
でも、まだ30分以上早いらしくチェックインもさせてもらえません。
なので、駅にあったハーゲンダッツをみて。。。あ、なんかおいしそうなレモンとかの
ドリンク、これくれる?
というと、レモンシャーベットとシトロンのシロップ等等入れてミキサーに。。。
で、ついでにもう一度アイスクリームを乗せて出来上がり。おおお。
でお値段も 8ユーロ!?って1200円以上!?物価がたけー(爆笑)

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